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Angularにおけるモジュール解説

モジュールとは

Anularは、コードをモジュールという単位で機能ごとに分割することで管理します。電気自動車が部品を組み立てることで比較的簡単に組み立てられるように、機能ごとにモジュールへ分割することでプログラムを作成しやすくなります。代表的なものとして、ルーティングや HTTP 通信などの機能を持つものなどがあります。

CommonModule

CommonModuleはNgIf や NgFor などの基本的なディレクティブやパイプを提供します。両者ともAngularを代表する機能ですが、Ngifは変数の条件によって(例えばログインしているかしていないかで)表示を変えるときに使用しますし、NgForはリスト構造になっているものに対してイテレートすることで劇的にソースコードを書く手間を低減できます。Angularを代表する機能であるモジュールのため直接読み込む必要はなく、BrowserModule やWorkerAppModule などの各プラットフォームごとのモジュールがエクスポートしているので、これらのモジュールを読み込んでいれば同時に利用可能になります。

Forms Module

Forms Moduleは、Template Driven なフォームを実装するのに必要となるディレクティブやプロバイダを提供します。Template Driven はフォームにユーザーが入力した情報によって変数側のデータを書き換える方法で、これによりJavaScriptからクラスやIDを指定してgetElementbyID()などの手間を省くことができます。Forms Module は、@angular/forms からインポートすることで利用できます。

src/app/app.module.ts

import { NgModule }      from '@angular/core';import { BrowserModule } from '@angular/platform-browser';import { FormsModule }   from '@angular/forms';import { AppComponent }  from './app.component'; @NgModule({imports: [BrowserModule,FormsModule],declarations: [AppComponent,],providers: [],bootstrap: [ AppComponent ]})export class AppModule { }

Reactive FormsModule

ReactiveForms Module は、アプリケーションに Reactive Form を実装するために必要なディレクティブやプロバイダを提供します。Forms Moduleがユーザー側の入力でバックエンド側の変数を書き換える方法なのに対して、このモジュールはバックエンド側からフロントエンドを書き換える方法です。ReactiveForms Module は Forms Module と同様に、@angular/forms からインポートして利用します。

HttpClientModule

HttpClientModule は、HTTP リクエストや、レスポンスの処理を実装するのに必要なプロバイダを提供します。Pythonなどとは異なり非同期通信だるJavaScript(そしてSupersetであるTypeScript)では、Ajax通信をよく使いますが、Ajax通信をAngularで実装する際はこのモジュールを使用します。AjaxHttpClientModule は @angular/common/http からインポートすることで利用可能になります。

JsonpModule

JsonpModule は、JSONP を用いた HTTP 通信を実装するのに必要なプロバイダを提供します。JsonpModule は HttpClientModule と同様、@angular/http からインポートすることで、利用可能になります。個人的にはあまり使用したことはありません。

Router Module

AngularはSPAですので、実態は一枚のHTMLのDOMを書き換えてページ遷移を実現します。その際のURL変更に関する機能を担当するモジュールです。RouterModule は @angular/router からインポートすることで利用します。

BrowserModule 

BrowserModule は、DOM イベント(たとえばheaderの読み込みが完了したかなど(https://phpjavascriptroom.com/?t=js&p=event))やキーボードイベント・タッチイベントなど、主にブラウザアプリケーションの作成に必要な機能を提供します。これもWebからきている人には理解しやすい概念だと思います。なお、BrowserModule のなかでCommonModule もエクスポートしているため、BrowserModule をインポートするだけでCommonModule も読み込まれます。@angular/platform-browser からインポートして利用しますが、個人的には何も考えずにインポートするモジュールです。

ServerModule

ServerModule は、主にサーバーサイドレンダリングを行うアプリケーションを作成するために必要な機能を提供します。公式を見ると解説が省略されすぎているのですが。。

https://angular.io/api/platform-server/ServerModule

前述の BrowserModule もエクスポートしているので、BrowserModule で使える機能も利用できます。@angular/platform-server からインポートします。サーバ側はPythonで書くことが多いので、あまり個人的に使用したことはありません。

WorkerAppModule

これも個人的にはほとんど使ったことがないモジュールで、公式によると、Angular10から廃止されることが決まっておりますので使用しないほうがいいでしょう。

https://angular.jp/api/platform-webworker/WorkerAppModule

まとめと結論

Anularは、モジュールという単位で特定の機能を担うコードを分割し、使用する場合はImportしてすぐに使用できるようにしています。個人的には、

というイメージです。

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